イベント インタビュー:DM G氏(FairyLand Story for NWN)

今回の催しにあたって、それぞれに趣向を凝らしたイベントを提供されている、サーバの管理者の方を招いてのインタビュー記事です。

二回目のインタビューには、長期にわたってサーバを運営されてきた「FairyLand Story for NWN」のDM Gさんです。

購入した日にサーバを立ち上げました

MIYAyami:
え? なんでお前がここに?? そんなこと言わないで下さいと、NWNインタビュー。
今日はこの春に開催される各サーバー合同ビックイベント特別企画となりまして、常設の老舗といったらここ、ロールプレイ推奨サーバーFairyLand Storyの代表でGさんにおこし頂きました。
Gさん、よろしくお願いいたします。
DM G:
はい こちらこそよろしくお願いします。
MIYAyami:
では早速、定番な質問ですが、GさんはNWN歴はどんなもんでしょうか?
DM G:
ええと、もうじき3年になります。
丁度購入した日にFLSを立ち上げたので、FLSと同じですね。
MIYAyami:
え? いきなりなんですか!
DM G:
はい。
MIYAyami:
よく、設定とか云々分かりましたねぇ……さすがです。
DM G:
まったく分かりませんよ。w
適当です。
MIYAyami:
あらら、それではWebの方が先に出来上がったって感じですか?
DM G:
え、いや、Webも当日だったとおもいますよ。
あぁ、分からないとはいえ、当日中にはどうにか動かしました。
MIYAyami:
Webもサーバーも当日にUPたぁ、えらい勢いでいったのですね~
DM G:
元々立ち上げる為に買ったものですしねーw

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FairyLand Storyの成り立ち

MIYAyami:
はじめから、常設狙いだったのですか?
DM G:
ええ。NWNを手に入れる前は「ウルティマ・オンライン」のエミュレーションサーバーをやろうとおもっていましたから。
MIYAyami:
もう、特化して考えてたのですねぇ。
DM G:
イヤ、全然ですね。
MIYAyami:
あら? そうなんですか。
DM G:
逆に「ウルティマ・オンライン」のエミュレーションサーバーでは、ハック&スラッシュで考えてました。
MIYAyami:
それがまたなんで、ロールプレイ推奨になっていったんですか?
DM G:
NWNがD&Dが元だったからですね。
クラッシックD&Dをやっていた自分としては、新しいD&Dを知らなくて、ロールプレイ用のモンだろうと思っていたんです。
MIYAyami:
おお、俗に言う赤箱世代ですね。
DM G:
そーですねー。
MIYAyami:
つまり、ここでいうロールプレイは「役割分担」と「特化」ということですかね?
DM G:
すいません特化って何すか(- -;
MIYAyami:
ああ、説明足らずで失礼致しました。得意分野の特化ですね。
DM G:
あぁ、キャラクターの……ということですか?
MIYAyami:
うーん、というよりクラスのというほうですかね?それともキャラのことでしたか?
DM G:
クラスの特化は考えいませんでした。かなり後半になってから導入したと思います。
MIYAyami:
ふむふむ。となると、あんまりがっちりと考えてはいなかったのですね。
DM G:
クラッシックD&Dだと完全単独のクラスしか所得出来ないので、クラッシクしか知らない私は、特化とか考えずに設計してましたね。w
MIYAyami:
つまりマルチとかは、はなっから念頭に無かったのですね。(w
DM G:
そうです なにせ、クラスがマルチできるなんて、立ち上げてから2週間後ぐらいですから知ったの。w
MIYAyami:
意外な盲点だったんですね~
DM G:
ええ、かなり焦りましたねー。自分の知っているD&Dで無いことに気がついたのは、それからという間抜けぶりです。
MIYAyami:
今では難攻不落の老舗サーバーですけど、そういう裏話もあったのですね~
DM G:
難攻不落なんですか? w
MIYAyami:
だって、毎日たってるじゃないですか。それに休止した期間とかほとんどありませんし。
DM G:
もともとダンジョン一個、街は8x8一個、あと酒場だけしかなかったんですよ。
MIYAyami:
はじめはそんなもんだったんですねー
DM G:
それがひたすら拡張していって今のFLSになったんですよ。
MIYAyami:
まさしく歴史あるサーバーなんですねー
DM G:
大げさですねぇ。(- -;

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イベントについて

MIYAyami:
ところでそろそろ今回のイベントのお話をさせてもらってもよろしいですかな?
DM G:
あ、はい。
MIYAyami:
なんでも宝捜しと……
DM G:
ええ。元々、FLSにはトレジャーハンティングシステムっていう独自のシステムがはいってまして。
宝の地図を解読すると、世界中全拠点800箇所の地図がランダムにできあがるんです。
MIYAyami:
なんと!
DM G:
その場所にいって掘ると宝箱が出るんです。
MIYAyami:
なんか糸井さんが、涙で溺れそうなシステムですね……
DM G:
あぁでもシステム的には簡単で、Waypointに連番ふって置くだけでできあがるという、とっても作り手が手を抜きやすくできてます。w
MIYAyami:
いやいや、それはそれですごいことですよ。(w
DM G:
で、まぁ普段は宝箱にはランダムプロパティが付与された、武器や鎧がはいっています。
イベント中は、そのなかにさらにイベント用のクリスタルが、入っていますんで、全部ほりあててゴールに持ってくればOKです。
MIYAyami:
けっこう大変なイベントなんですね~
DM G:
宝箱を掘り当てる瞬間にガーディアンモンスターも、発生するので、掘っている人間が一番キケンなんですね。
MIYAyami:
それはそれで怖いですね。パーティーの最大人数とかあるんですかね?
DM G:
FLSでは5名までしかパーティが組めないので。
MIYAyami:
ああ、そうなんですか。
DM G:
ええ 最大5人になります。
MIYAyami:
なるほど。しかし、そーなるとやっぱり掘る役目は前衛になりそうですね。
DM G:
そうですね 掘り当てた瞬間襲われますから、HPが低い人が掘り当てるとキケンですね。
ただし、掘っているパーティに準拠したモンスターが必ず出るので、倒せないことは無いと思います。
MIYAyami:
結局肉体労働者はいつまでたってもそうなるんですね……(泣
DM G:
掘るのもSTRが結構必要なので、Wizardとかがほっていると時間かかりますし。
MIYAyami:
やっぱり、頭脳労働者はあごでつかうんだー(泣
DM G:
はは。

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ロールプレイサーバにおけるイベント

DM G:
自分からネタ振りした方がいい? w
MIYAyami:
もちろんそれでもOKですよ。ただ、そろそろ時間ですけど(w
DM G:
ロールプレイサーバーであるFLSで何故、イベント式なのかというと。
MIYAyami:
はい。
DM G:
多人数があつまって開催する形式でロールプレイをおこなうと、プレイヤー同士の衝突が起きる可能性が高いからですね。
MIYAyami:
ああ、そうですね。戦闘がおきる可能性もあるのですね。
DM G:
もともと遊びに来ていて、ロールプレイ(役割を演じる)をしに来ているんですから、その演技は人に見せる為の物ではないのですが、やっぱり多人数あつまると、ロールプレイの価値の差が衝突しますからねー。
MIYAyami:
色々ありそうですねー。
DM G:
なので、大々的なイベントでロールプレイ的なイベントは、まとまりがないと判断しました。
MIYAyami:
なので宝捜しなんですか。
DM G:
ええ、これならハック&スラッシュ好きであろうが、ロールプレイ好きであろうが、「無礼講である」っていう雰囲気でまとめて遊べるんではないかと考えたんですね。
MIYAyami:
なるほど~ただ、「おい、そこはオレ達が掘ってるんだ!」とかの衝突はありそうですね~
DM G:
ええ、それはそれで、それ自体も楽しんで頂くと。w
MIYAyami:
わははは。そんでこっそり中味を頂くローグとかいそうですね~
DM G:
いるでしょうねー 一応PvPは禁止になってますが。
MIYAyami:
ああ、禁止なんですか。ということは、口論しかできませんね~
DM G:
ええ。でないとレベルの高い人が勝ちますからね。
MIYAyami:
まぁ、そういえばそうですね>レベルの高い人。
DM G:
今回、宝箱のガーディアンは掘った人に左右されるという特性から、どのレベル帯であっても難易度はいっしょなんです。
MIYAyami:
なるほど~色々考えてあるんですね。
DM G:
なのでレベル制限をしてないんですよ。だから創ったばかりのキャラクターでも、安心して参加して下さい。
もちろん、イベント当日までに在る程度育てておけば、楽は楽です。
MIYAyami:
そういうユーザーフレンドリーなところは大事ですね。

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NWN2について

MIYAyami:
ところで話は代わりますが、NWN2は購入予定でしょうか?
DM G:
はい。NWN2用のFairyLandStory2の設計は、ペーパー上では殆ど終わってます。
MIYAyami:
おお~~~。つまり、FLSはNWN2でも不滅であると!
DM G:
予定としては、英語版が発売されたら製作にとりかかり、日本語版が発売する当日にオープンするのが一応の予定です。
MIYAyami:
出るといいですね……日本語版
DM G:
で、出てくれないと困りますね。(TT
出るつもりで動いてます。
MIYAyami:
あんまり先行きがよさそうじゃないだけに、なんともいえないですけどね……
DM G:
二転三転しても、FLS自体は製作は時間かかりませんから大丈夫です。現在のFLSも何回か、最初から作り直してまして、だいたい一週間ぐらいでできますんで。
MIYAyami:
それはまたえらい速度ですねぇ。
DM G:
根を詰めるの好きなんですよ。w 休まず作業してしまうので。
MIYAyami:
すごい、密度で仕事しちゃうのですね~
私なんざ、あんなMODつくるだけでどんだけ時間かけたやら……(恥)
DM G:
他を知らないので、どのぐらい早いのかは意識したことはないですけどねぇ。ただ、分担作業自体がFLSにはほとんど無いので、キツイと言えばキツイですけど。
MIYAyami:
全て作成はお一人なんですね~
DM G:
ええ、そうです。
MIYAyami:
そして、その勢いのまま2にいくという訳ですね。
DM G:
そーですね。相当期待されているようなので……
MIYAyami:
それはもちろん、みんな期待してますよ!
DM G:
おそらく今現在FLSにいるアクティブメンバーは、殆どNWN2のFLSに来るかと思います。
MIYAyami:
よっぽどの事情が無ければ、皆いくでしょうね~
DM G:
ただマシンスペックが、必要そうですからね……
MIYAyami:
それが問題ですね……
DM G:
現在アクティブメンバーは大体50~60人ぐらいなんですが、ノートの使用率が非常に高くて、20人ぐらいノートパソコンらしいんですよ。
MIYAyami:
けっこう多いですね~
DM G:
ええ。発売間際に低スペックもサポートしてくれることを祈ります。
MIYAyami:
いや、それは皆、切に期待してると思います。
では、最後に今回のイベントに付いてもう一度一言お願いします!
DM G:
えーと、イベント形式なので、むりに凝ったロールプレイをする必要もまったくないので、気軽に参加出来ると思います。
全部参加してもOKなので、徐々に慣れていければ最期で優勝できるかもしれません。
MIYAyami:
わはははは。
DM G:
お待ちしております。(w
MIYAyami:
今日はお時間ありがとうございました~

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